以前より”国譲り”の貢献者である、経津主神と武甕槌神が、天孫降臨の後なぜ、高千穂でもなく、伊勢でも、京都でもない土地に、しかも江戸幕府が始まる、遙か以前、神武天皇皇紀元年にまで遡る時に鹿島神宮創建がおこなわれたのでしょうか?
鹿島神宮:茨城県鹿嶋市宮中 2306-1(主祭神:武甕槌大神)
香取神宮:千葉県香取市香取1697-1 (主祭神:経津主大神)
【東国三社】
昔は関東一帯には”香取海”という内海が拡がっており、その入口に創建されたと言われています。
上記2社に加えて息栖神社(いきすじんじゃ)を加えた2等辺三角形となるトライアングルを、”東国三社”と呼ばれています。
息栖神社:茨城県神栖市息栖2882(主祭神:久那斗(くなどの)神)
伊勢神宮に参拝した後、「下三社巡り」と称して関東以北の人々が参拝する神社として知られています。(下図で右下ピンクの三角形を書いた場所になります)
※息栖神社は香取海の時代ではその場所は海だったのかも知れません。
※高御産巣日大神より天の鳥船を与えられた武甕槌大神がそこに停泊させていたのかも知れませんね。⇨息栖神社には天の鳥船が祀られています。
【国譲り】
”国譲り”は、荒ぶる神を納得させ言うことを聞かせたり、力ずくで祓ったりするものですが、大国主命が自分の代わりとして推薦した岐神(ふなとのかみ)が先導役としていました。
※先ほどの息栖神社はこの岐神(ふなと=くなと=久那斗)を主祭神として祀っています。
さて、”国譲り”に最後まで抵抗した神は
天津甕星(あまつみかほし)、またの名を天香々背男(あまのかかせお)という悪神と言われる星の神でありました。(日立の大甕山を本拠地としていた)
倭文(しどり)神 建葉槌(たけはずち)命(天羽槌雄神=天羽雷雄(あめのはづちお)命)が使わされ、これを服従させたと記されています。
鹿島灘沿いの北方に位置する「大甕神社」には天津甕星と建葉槌命両神が祀られています。
大甕神社:主祭神 - 建葉槌命、地神 甕星香々背男(天津甕星)
【悪神】
国津神を簡単に平定した経津主大神と武甕槌大神が平定出来なかった悪神である天津甕星とはどんな神なのでしょうか?
天神(星の神)、金星とも言われる。
アラフル神でありますが、建葉槌神(織物の祖神であり女神)からは織物に封印されてしまいます。
これは太陽が沈んでも残っている星(金星)を封印したとも言えます。
大道神祇の祝詞には明星(金星)について以下の様に書かれています
①宵の明星:磐裂神 (いはさくのかみ)
②夜中の明星: 經津主神 (ふつぬしのかみ)
③暁の明星: 根裂神 (ねさくのかみ)
太陽が沈んでも残る金星は①の宵の明星ですから
天津甕星=宵の明星と捉えることができます。
上記の様に経津主大神と磐裂神は兄弟(同じ金星でありますから)力は同じであり、押さえ込むには無理があります。
また、国譲りをおこなった当時の神々のTOPは大国主命ですが、天の神が最も恐れるは高天原から追放となった素戔嗚尊であり、大国主命の義理の親にあたります。
天津甕星は天の神でもありますから、経津主大神と武甕槌大神でも封印できない神と言えば、天津甕星=素戔嗚尊とも言えます。
天津甕星=素戔嗚尊
なのかも知れません。
大甕神社にある「宿魂石」は悪神である天甕星神が宿っていると言われています。
これが封印の一つとすると、いわゆる東国三社ではなく、
大甕神社 - 鹿島神宮 - 香取神宮
を結ぶ三角形が現れます。
その三角形で囲まれた中に封印された神が出現する事になると考えるのが自然な考えのように思えます。
【不思議なご縁】
一方、日月神示完遂のご神勅が降ろされる、しばらく前の出来事。
アセンションメンバーの知人から土地を診てくれという依頼が舞い込んできました。
記録を辿ると・・・
2019年7月18日:茨城県鉾田市飯島にあるその方の土地を診てほしいとの事。
依頼者は良く霊が見え、その土地に何かありそうだととの事でした。
大雨の中、成田空港から依頼者の車で案内される途中、様々な動物が迎えに来ます。
猿が来たことから、庚申様かなと思っていました。
現場に案内されると大きな楠(くすのき)に榊が共生しているとても不思議な大木があります。その頃には雨も上がっていました。
その根元には大きめの石碑が横たわっていました。
確認すると「庚申塔」。熱心な庚申講が建てた石碑です。
どうみてもご神木ですから、木に手を当てて、ご挨拶をすると
『どうせ、そなたのモノになるのだから、しっかりお祈りをしなさい』
と言うご神木とそれ絡まる龍神様から「お知らせ」があります。
いきなりそんな事を言われても、あり得ない事と、とりあえず清め祓いとお祈りをすると、
庚申講の人々が現れてお祈りをする姿が見えます。
熱心な方々だったようです。
無事お祈りも終わり、土地を祓い清めることができました。
東京までの道中、依頼者から、
「私ではあの方々を面倒みれませんので、津江さんに土地を譲りたい」
とおっしゃいます。(お知らせの通りでした)
その後、2022年9月には当社の土地(HFP茨城)と無事なったのです。
福岡市を拠点とする当社は、東京でのトレーニングは定期的におこなっていますが、取り立てての仕事が茨城はなく、縁遠く、1年に1度も行けない様な場所です。
何故、このような土地にご縁があるのか分からずにいました。
【真の東国三社】
ところが、当社としての日月神示への取り組みが2023年1月に始まり
約2年をかけておよそ終盤に掛かった頃、大甕神社へ行くことが2024年11月に決まりました。
調べていくとHFP茨城は奇しくも大甕神社 - 鹿島神宮 - 香取神宮
を結ぶ三角形の中に中央の位置に存在していたのです。
日月神示は二度おこなう仕組みです。
バラバラになった「ウシトラコンジン」=素戔嗚尊の身体を集める御用は1度しかおこなっていません。二度目が天津甕星として出ることになると確信できます。
しかも当社HFP茨城から・・・
つまり、真の東国三社の封印を解けば、宵の明星が東から現れると言うことなのです。
宵の明星(の神)が東へ廻って居たら⇨宵の明星の神が東から出現したら
と捉えることができます。
そして「宵の明星」として東国から出ることになります。
2024.11.16−2024.11.18に解けたのです。(ブログUP次第リンクを張ります)
1)第1章 ほんまの覚悟:大甕神社の星の神様
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