日月神示による「新世界」は「神の国」を遠い場所ではなく私達のいる「この世」に現出するとしています。
これは神が我々と一緒に暮らすことを意味しますが、我々とは別の形で今のように外にて我々に何らかの影響を及ぼすということではありません。
「神が私たちの体の中に入り、一緒に生活する」
と云っているのです。
古より「悟り」を得た人間はこのことを経験しています。
人が魂の修行(体を痛めつけるような過酷なものではありません)によって「悟り」の境地に至ると、外にいる神々が私達の体の中に入り、常駐することは良く知られています。
※霊能者が経験する一時的に体に入って言葉などを発するというものではなく、ずーっと体の中に留まるのです。しかもその神は創造主の分霊です。その後、更に多くの神々が体に常駐し、やがてはその人の魂自体を神の座に押し上げる働きをします。
しかし、今回の「大建替」は、人の修行という過程をそっくり省き、一気に神々が人間の体に入り常駐し、一緒に暮らすことを意味します。
神々が体に入るには、本来「悟り」という状態が必要ですが、そんな悠長なことをせずに、とりあえず「体を綺麗に掃除しておけば」入ってやるから、身魂の「大掃除」をしておけと、云われているのです。
その時はもう目前に迫っており、何かと急がされている訳です。
では、何故、神々が人間の身体に入ろうとするのでしょうか?
本来穢れを極端に嫌い、清め祓いを徹底して要求する存在である神々です。
日々罪を犯し穢れの多い人間の体に入るメリットは何でしょうか?
それは「肉体」そのものです。
肉体のない神々は、その縛りがなく自由に何処にでも行けますし、時間の制限もありません。
一方、肉体を持つ人間は、持ち時間に制約がある中での、肉体がある故の笑い、喜び、楽しみなど感覚による多くの情動、肉体を使うことでの力強さ、強靱さなどを持っています。
作られたモノが創造主の想定した以上の力を持つ場面が一部でもあれば、創造主はそれを生かそうとするでしょう。我々人間も作ったモノが自分達個人の力の及ぶ範囲を超える機械を作り、それを更に進化させより便利なものを生み出していったように、神々も自ら生み出したものをよりよく使おうとするのは自然なことです。
でも同様に述べさせて頂いています。
神の国が現出した場合、
誰も悪い事をする状態になるわけがないので
裁判所、警察が不要となります
神が人間の身体に入ると云っても、総ての人に入ることができるのか?
強引に入ったとしても総ての人間が受け入れることができるのか?
と言う疑問が沸いてきます。
答えは第十四巻カゼの巻に書いてあります。
改心できれば神が入るが、改心できなければ本来なら肉体を滅ぼして改心させる。そんな人間が沢山いる。
しかし、こうも云っています
肉体を滅ぼして良い世にするという考え方は「悪の神の考え」。善一筋で皆の心を建替させる。
という意味にとらえると、新世界への移行はとても優しいモノかも知れません。
※追記
しかしこれは与える政治をする世になってから、つまり1人の王で治める状態になった後の話しだと言うことになりますから、それ以前にはやはり何か起きる可能性は否定できそうもありません
そして最後は
外にいる神が居なくなる世となり、いなくなった神が人の身体の中に入り、人が神となる世界だ。
と云っています。
これが「神の国」であり、神が人の身体に入り一緒に暮らす新世界なのです。
もっと云えば、体に神がいるだけではなく、私達全員がその神性に目覚め、神として生活することを目指す世界なのです。
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