日本はお土が あ「が」る⇨上がる
外国はお土が さ「が」る⇨下がる
と読んでいることが多いですよね
しかし、古語的には全く別の意味になります。
⚫日本はお土が「あかる」
つまり、
①土が「赤く染まる」
もしくは
②土が離れてバラバラになる
⚫外国はお土が「さかる」
つまり
③土が避けて離れる
もしくは
④土が栄え上がる
となります。
ですから意味は次の4つのうちのどれかになります
【1】①、③の場合
日本は 土が赤く染まり、外国は土が離れてバラバラになる(大陸がなくなる)⇨日本は人の血(でなく別の理由だと良いですね)などで赤く染まる?外国は住めなくなる
【2】①、④の場合
日本は 土が赤く染まり、外国は土が栄える・・・日本に居られない?
【3】②、③の場合
日本も外国も土がバラバラになっていく⇨「海が陸になり陸が海になる」
【4】②、④の場合
日本は人が住めなくなり、外国のみが栄える⇨日本を脱出しなければならない?
なんだかどれも嫌ですね・・・
古語辞典では・・・
【あかる】
1)赤くなる。赤みを帯びる。
2)散り散りになる。別々になる
※「あかる」は「つどふ」の反対語で、多くの人々が集まった場所から離れて別れていく意味を表し、主語が複数の場合に使われている。
【さかる】
1)離る・逆る
※さく(避く)」と同義語「かる(離る)」の合成。
ここでは「B: 離れる・分かれる・反る・曲る」などの意。
2)盛る・(栄る・繁る)
※「さく(栄く)」と同義語「かる(上る)」の合成。
「正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意。
上つ巻 | 下つ巻 | 富士の巻 | 天つ巻 | 地つ巻 | 日月之巻 | 日の出之巻 | 磐戸之巻 | キ之巻 | 水之巻 |
松之巻 | 夜明け之巻 | アメ之巻 | カゼ之巻 | 一八之巻 | アレ之巻 | ニ日ん之巻 | 一火リ之巻 | 〇つり之巻 | んめ之巻 |
三ラ之巻 | ア火ハ之巻 | |ミ之巻 | 黄金之巻 | 白銀之巻 | 黒鉄之巻 | 春之巻 | 夏之巻 | 秋之巻 | 冬之巻 |
月光之巻 | 五十全体 | 扶桑之巻 | 碧玉之巻 | 星座之巻 | 龍音之巻 | 極め之巻 | 至恩之巻 | 五葉之巻 | 紫金之巻 |
(このメッセージは管理者以外には表示されません)